子供たち

震災からあっという間の1週間。
被害はどんどん広がっている。
原発の被害も広がっている。
今は、被災地へ救援物資を送る
募金を募るという形で日本全国が応援している。


子供たちに2日ほど前に帰ってくるようにと伝える。
学校はもう春休みだが、
バイトがある。
しかし、親としてはそれどころではない。


なにかあってはいけないし、
東京にいれば、計画停電で生活も不自由。
電車も止まったりで大変である。
帰ってこれば、電気も使わないで済む。


しかし、こどもたちの返事は


NO


「東京は普通に戻りつつあるし、
仕事を休むことが出来ない!!」と激怒。


「今は、そんな時じゃないのに」と思うが
子供は子供の仕事に対する責任があるようだ。
ふと、
自分の仕事に対する責任が
しっかり持てる様になったのだと思った。
少し、大人になったのかもしれない。
きっと、私もその立場なら、そうしていただろう。


それぞれの立場で考え方も違う。
子供こそ、親の思い通りにはならないものである。
結局、職場から連絡があり
バイトは一時休止。
さっそくバスを取って帰ってきた。


親としてはこんな時に
側にいて顔が見れるに越したことはない。


とりあえず、被災地へ支援に
気持ちをまわそうと思う。