迷子のガンちゃん

我が家の次男、通称 ガンちゃん。
長男とは違い、典型的な次男。


今は、東京でアートデザイナーとやらをしている。
今年、26歳。




絵のかけない私の遺伝子ではないので、母はまったくわからない世界。


何となく、生きてるのか安否確認の電話をしてみる。


仕事上、ホームページを作ったりロゴを作ったりするので
業界的には通じるところがある。
東京のベンチャー企業さんの動きや最近出展された
バルセロナの「International Weird Collage Show」世界規模の展示に出展された話など、
どう売り込んでいくのか、マーケティングの話など、会話は既に同じビジネスマン。


うちでは、「迷子のガンちゃん」と呼ばれているだけに(小学校の頃迷子になって以来)
その成長ぶりはうれしい。
学校行ってる時は、カバンにバナナとお弁当だけを入れて通っていたファンキーな次男だったが、
今では英語で海外メディアとやり取りするらしい。



へぇ〜


見たことないけどね(^_^;)


「妹、とこたんはどうなん?」と聞くと
「いや、意外といい線いけると思うよ。ライブも頑張ってるし、この先売れる要素はたくさんあると思う」と返してくる。


おっ! 迷子のガンちゃん、兄ちゃんらしい事いうじゃないか。(笑)


お互いの仕事の話をしながらも
「思い通りに行かないねー」などと愚痴をこぼすと、



「いやー、企業として10年以上続いてるって事がすごいと思うし、
上手くいく要素があるってことだよ」と励まされる。



あら、褒められた(*´ω`*)


息子に励まされる。


いやー、そんな会話が出来るようになったのね。
親子間だと意外と一方的な説教や、反抗などで会話は上手くいかないことが多いものだが、
素直にお互い分かり合える。


「やっぱり、その通りだと思うよ。あの時、ホント、そう思ったわ」という言葉が素直にでる。



大人になったねぇ〜(知らない間に26だし…親はなくとも子は育つ…)



「迷子のガンちゃん」、改名しないとね(^_-)-☆



そして、母も頑張らねば!